サッカー情報最前線
Jリーグ・日本代表・セリエA・プレミアリーグ・ワールドカップなどの最新情報をお届けしています。
サッカー (Soccer) は、数あるフットボールのうち、アソシエーション・フットボールないしはアソシエーション式フットボール[1]と示される、スポーツ競技のひとつである。他のフットボールと比較して、手の使用が極端に制限されるという大きな特徴がある。
1チームは11人以下でどちらかのチームが7人未満の場合はプレイしない、2チームが敵味方となり、1個のボールを主に足を使って移動させ、自チームのゴールを守りつつ、相手チームのゴールへと運ぶ。相手ゴールにボールが入ると得点が1加算される。試合は制限時間の満了によって終了し、時間内により多くの得点を記録したチームが勝ちとなる。
足以外でも手と腕以外は使って良い。手や腕で、故意にボールに触れた場合は反則となる。各チームには1人だけ、ゴールキーパー というゴールを守る特別な役割のプレーヤーを置くことが定められている。ゴールキーパーだけが、自ゴール前の一定の領域(ペナルティエリア)内に限り、手を含む全身でボールを扱うことを許される。
サッカー界を取り巻く問題
サッカー界に関わる人口は世界規模のものである。それゆえに国際社会やスポーツ界の抱える問題がそのままサッカーの場にも表れることがある。
現在のサッカー
国別のサッカーの人気度(2001年)。緑はサッカーがもっとも人気のあるスポーツである国、赤はそうでない国。色が濃いほど1000人当りの競技人口が多いことを示す。サッカーはボール以外に特に重要な道具を必要とせず、ルールも単純なため、11人でチームを作りグランドの上でプレーすると言う形態以外にも、様々な姿に形を変え、ラテンアメリカやヨーロッパを中心に老若男女を問わず、世界中のあらゆる地域でプレーされている。世界中の殆どの国でナショナルチームが組織されている事はその現われの一つである。母数が多いため、純粋な統計を調べる事は難しいが、競技人口および国際的な認識が最も高いスポーツの一つであるといえる。この点に関してはFIFAは2001年の時点で、全世界200の国と地域でプレーされており、競技人口は2億4000万人であるとアナウンスしている[3]。サッカーの祭典とも言うべきFIFAワールドカップはオリンピックと並ぶ世界最大級のスポーツイベントとなっている。参加国・地域数、スタジアムやテレビでの観戦者数などで、オリンピックを凌駕する。
サッカーに巻き込まれる人の数は膨大であるため、サッカーというスポーツは、その時代、地域の歴史、文化やプレーする人々の考え方等を反映する一種の鏡となり、サッカーと言う世界的な一つの共通語の上に立ってそれらの間にどの様な差異があるのかを如実に示す一つの装置になっている。このため、これらの反映される事柄や、差異の間隙から現代のサッカーには様々な社会問題が反映される事がしばしばある。
様々なサッカー
フットサル現代のサッカーは11人集めてチームを作り、グランドの上でプレーすると言う制約を除けば、ストリートサッカーやフットサル、ビーチサッカーと言う形態でもプレーされている。この内フットサルとビーチサッカーについてはFIFAによって世界選手権が開催されている。
20世紀中頃まで競技者は男性が中心であったが、近年では女性の競技も認知され、また他方では健常者だけでなく障害を持つ者に対してプレーできるよう取り組みがなされてきている。
女子サッカー
女子サッカーの試合20世紀初めまでサッカーは「男のスポーツ」と見られていた。女性が男性のように髪を乱してスポーツをすることははしたない行為であり、殊にサッカーは太股を露にする動作が淫らであるといった認識がされていた。ただ実際には女性による競技も古くからごくわずかながらも行われていた。第一次世界大戦において女性も総力戦体制に動員されるが、これを受けて戦後は女性の地位が向上し、婦人参政権の確立などの権利拡大が図られた。平行して女性がスポーツをすることも認められるようになり、1920年代には女子サッカーは一つのピークを迎えた。しかし様々な理由で女子サッカーは不当な扱いを受け続け、試合のみならず練習会場すらままならない状況が続いた。その後、1970年代ごろから女性にも競技機会が開放されると、アメリカや北欧を中心に女子サッカーは発展。FIFA女子ワールドカップが開催され、アトランタオリンピックから正式種目に採用されるなど、少しずつ市民権を得てきている。
ドーピング問題
スポーツ界が抱える問題の中で最も深刻なのがドーピング問題であるが、サッカー界においても例外では無く、1994 FIFAワールドカップの大会期間中に当時アルゼンチン代表だったディエゴ・マラドーナは禁止薬物のエフェドリンが体内から検出され、無期限の出場停止を命じられて同大会から追放されたのが代表的な例である。また、1954 FIFAワールドカップで優勝した西ドイツや1966 FIFAワールドカップで旋風を巻き起こした北朝鮮にはEPOドーピングの疑惑を唱える専門家も一部にいる。
賭博問題
日本よりも盛んに賭博が行われている海外では他のスポーツ同様、サッカーもよく賭博の対象になっている。中にはイギリスのブックメーカーの様にその予想が専門家からも一目置かれている様なものもある、ただ、時として八百長問題の舞台になる事も多い。また、サッカーへの賭博が盛んな東南アジアなどでは賭博で作った借金が原因で全財産を失う者が後を絶たない。
人種差別問題
サッカー界においても人種差別問題は深刻である。選手、監督、解説者、サポーター等が、特にアジアやアフリカ、中南米選手に代表される有色人種に対し差別ととれる発言・行為を行ってきた。しかし、国際サッカー連盟等の国際機関はそれらを容認しておらず、侮蔑的な応援を行った者(サポーターも含む)のいるチームに対しては罰金・無観客試合などの厳しい罰則を課すといった厳しい処分が行われている。
暴力問題
サッカー界に限ったことではないが、スポーツは選手も観客も興奮させる。興奮状態の人間が大勢いれば、ちょっとしたきっかけから暴動に発展することもある。サッカー界で有名なものにはフーリガン問題やヘイゼルの悲劇が挙げられる。また暴動という形でなくとも、暴力事件は発生してしまう。1994 FIFAワールドカップではオウンゴールを与えた選手が帰国した際に射殺される事件が発生し(エスコバルの悲劇)、また身代金目的によるサッカー選手の親族の誘拐などもしばしば起こっている。それのみが原因でないにせよ、サッカー戦争という悲劇も起きている。
代理人問題
通常、プロサッカー選手などの代理人を行う際には国際サッカー連盟や各国サッカー協会の公認ライセンスを保有していなければならないが、中には公認ライセンスを所持していないのにも関わらずに代理人業を行う業者も多い。こういった業者は主に代理人について知識が乏しい若いアフリカ人選手などを標的にしており、トラブルが後を絶たない。